心理カウンセリングのやり方とコツを学ぼう!
以前、資格のキャリカレで
行動心理士と上級心理カウンセラーの資格を取得した私。
その時は「ライバルも多いし実績もないし、どうせ収益がでないのでは…」と自分に言い訳をし続け、結局踏み切れずにいました。
しかし今は違う。
会社をやめたので時間がある!心に余裕もある!!
「せっかく会社やめて時間もできるんだから、やらない言い訳を探さず、やりたいことには果敢に挑戦してみよう!」と決意。
会社員時代からやっていたSEOライティングに加えて、心理カウンセラーに挑戦する事にしました。
カウンセリングとは
カウンセリングとは、相談者の抱える悩みや課題を解決できるよう、専門知識を持つカウンセラーが対話で導く方法です。
カウンセラーは問題解決のために直接アドバイスをするのではなく、相談者の悩みを傾聴し、理解するという役割を持ちます。
相談者はカウンセリングを受ける事で、ストレス解消と頭の整理ができるので、新たな気付きや客観的な視点を得る事ができ、問題解決の手助けとなります。
カウンセリングは、「治す事」ではなく「治るための援助をする事」であることを意識して行いましょう。
カウンセリングのコツ
【カウンセリングのコツ 】
- 相談者の悩みを傾聴し、理解し、本音を引き出すこと
- 相手の話を絶対に否定しないこと
- カウンセリングは「治す」ではなく「治るための援助をする」が目的
- 相談者と共に考える姿勢を持つこと
- 共感力・傾聴力・質問力を身に着けること
カウンセリングは、相談者の話を邪魔したり反対することなく共感し、受け止めることが大切です。
更に、解決策を教えるのではなく、相談者と共に考え、最終的には相談者から引き出す事を意識しましょう。
カウンセラーはあくまで問題解決の手助けをする立場にすぎないと言う事を忘れずに。
また、相談者の潜在的な悩みや課題の根っこを認識してもらうことから始まる場合は、傾聴力や質問力がより重要になってきます。
カウンセリングの技法を用いて、相手の本音を引き出していきましょう。
心を開いてもらうカウンセリングのコツ
相手の本音を引き出すためには、以下に注意しましょう。
○ 信頼関係を築きつつ相談者の話を聞く
○ 課題を整理し、問題を明らかにする
○ 問題に対する解決策を共に考える(ひきだす)
○ まとめと感謝の言葉を伝える
○ 相談者が解決方法を実践する
○ 信頼関係を築きつつ相談者の話を聞く
相手に本音を話してもらうためにはまず、信頼関係が大切です。
相談者との信頼関係を気づくために、
- 最低限の自己紹介
- とカウンセリングに際しての最低限のこと(時間や料金・守秘義務等)
についてお話しましょう。
これらが終わると、次はいよいよカウンセリングにうつります。
信頼関係を築くためには、兎にも角にも傾聴をすることが大切。
相手の話を一切否定せず、とにかく話を聞きましょう。
積極的な共感と絶対的な肯定感が相談者の本心を引き出します。
② 課題を整理し、問題を明らかにする
相談者の課題を整理し、本質的な問題を明らかにしていく段階です。
相談者は自己開示をすることで、気づかぬうちに心の奥に押さえ込んでいた悩みや苦しみが浮かび上がってきます。
相談者の話に傾聴し、心に近づいていくことで自己開示を促すのです。
積極的に話を聞き、相談者の抱えている悩みや感情を理解しましょう。
この時、相手の本質的な悩みを引き出すために質問をしたり、相手の話を要約して反復したりすることで、クライアントの本音の引き出しや問題の整理が可能となります。
◎質問は、「はい・いいえ」で答えられる質問ではなく、相談者が自由に自分の思いや心情・意見を言語化できる質問をしましょう。
相談者の本音を引き出すことができます。
③ 問題に対する解決策を共に考える(ひきだす)
ここまでに客観視ができるようになり、何が問題か、本質的な原因はどこにあるか、自分が解決できる課題であるかなどが把握できているようになってきます。
現実を冷静に客観視することができ始める段階です。
相談者はこのとき既に、感情が大きく動き、たくさんの気付きを得ています。
よって、解決方法を発見し、解決策を実践しようという意欲も湧いてくるのです。
相談者の意欲を引き出しつつ、普段の生活の中で実践できる具体的な目標を共に設定していきましょう。
◎相談者がたてた解決策が問題解決に有効でない場合、代替案(新しい解決策)を共に考えていきます。
この時、抽象的すぎたり難易度が高すぎたりする方法を立ててしまうと、結局実行できない可能性があります。
- 解決策が具体的であること
- 実現可能な目標や行動であること
最低限これらを意識してくださいね。
④まとめと感謝の言葉を伝える
今日話した相談内容や、共に考えた解決策を再度おさらいします。
また、勇気をだしてカウンセリングを受け、自己開示をしてくださった相談者に感謝の意を伝えましょう。
◎継続した相談の紹介も忘れずに!
「これで一応カウンセリングは終了しますが、今後何か問題を感じたり道に迷いそうになったりした場合はいつでもご連絡くださいね。」
⑤ 相談者が解決方法を実践する
②で悩みを引き出し整理し、③で解決策を考えたら、いよいよ解決策を行動にうつす時です。
目標達成のための手助けやアドバイスを行います。
相談者が日常生活とカウンセリングの行き来を繰り返す中で、徐々に自立していけるよう手助けをしていきましょう。
◎継続的なカウンセリングの場合は、その都度傾聴や質問を繰り返し、現在の相手の状態に沿った軌道修正や対策の再設定を行います。
まとめ
カウンセリングは、相手と信頼関係を気付き、心の底にある悩みや感情を引き出す最初の段階がとても大切です。
傾聴と共感をしっかり行ったのち、共に解決策を考えていきましょう。
○ 信頼関係を築きつつ相談者の話を聞く
○ 課題を整理し、問題を明らかにする
○ 問題に対する解決策を共に考える(ひきだす)
○ まとめと感謝の言葉を伝える
○ 相談者が解決方法を実践する